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CVKのパンチ力

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 先日、竹部からも記事がUPされていたMK2にCVK34装着のお話。


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一通りセッティング作業も完了し、あとはお客様のお迎えを待つだけとなりました。

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空冷ZにCVKと言えば、USEDパーツでも割と入手し易いゼファー400等のCVK30を用いる事が多いと思います。ただ排気量にしてその二倍以上となるMK2であればもう少し口径の大きなCVKがオススメです。またCVK34からはキャブ本体もビックボディとなるため、見た目のマッチングも良好だと思います。

例えばゼファー400が30mm、ゼファー750が32mm、ゼファー1100が34mmとなりますが、このMK2は1100用の34mmに手を加えて使用しています。CVKの扱い易さは魅力だけれど、乗ってみると今一つパンチが無い・・・と言うのも適正な口径とセッティングが得られてない事が原因だったりします。今回は扱い易さと「パンチ」も十分に手に入れられていると思います。

CVKキャブレターの魅力はまずその「扱い易さ」に集約されると思います。軽いスロットルと操作に対して非常に角の取れた従順さが持ち味です。また負圧キャブは燃費の良さもメリットの一つですね。

詳しい話は「タケブログ」をご覧頂くとして、ストリートそしてツーリングで峠でという使い方であれば、正直トータル性能で言えばコレに敵う物はないかもしれません。どこからスロットルを開けても不平を言わず、角の無い且つ必要なパワーを作り出してくれる感じです。

ただし、見た目のインパクトではCRやFCR・TMRには敵いませんし、またそのフィーリングも好き好きですから一概に何がベストとは言えません。しかし「扱い易さ」で比較するのならちょっと他を圧倒していると言って差し支えないと思います。

キャブレター1つでここまで乗り味が変化するのも、この時代のバイクの楽しみかもしれませんね。

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