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滑り止め作業

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こちらの記事↑に続きます↑。

バルタイを適正化し、晴れてキャブレターセッティングに再挑戦です。

ところが、以前よりもパワーが出た事による(と思われる)ものなのか、ダイナモ上での計測途中で大きくクラッチが滑ってしまうトラブルが発生し、計測を中断。

オーナー様に事情をお話し、クラッチの点検と必要に応じて交換という事に。

イメージ 1

 摘出されたフリクションプレートとクラッチメタルプレート。社外品の様です。

イメージ 2

メタルプレートにはかなりサビも発生している状態で、交換されてからかなり年数も経っていると推察します。

イメージ 3

こちらが今回使用する「PAMS-FCC クラッチKIT」です。KIT内にはスペーサーが数種類付属し、クラッチスプリングのプリロードを変更出来る様になっています。

イメージ 4

バルタイ適正化+メイン170番という異様に大きなジェットから125番手まで落とした所で計測しクラッチ滑りのトラブル。そしてクラッチ交換後の一本目で約93PS。

更に少しずつ空燃比を詰めてゆき、フィルター付のまま最終的に102.5 PS となりました。勿論、クラッチ滑りというトラブルも解消済です。

バルタイ変更前のデータが取れていないので比較出来ませんが、状況から判断して全く別のフィーリングへと生まれ変わってくれたと思います。

お待たせ致しましたが、後は天候回復後に実走行にて最終確認としオーナー様にお渡しです。

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