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TOKYO MOTOR SHOW 2013

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神原の書庫からもUPされていたので被らない様にイキます。今年のTMSは息子を連れて行ったのですが、フタを開ければ同日にPAMSクルーのほぼ全員が会場入りしていたという偶然(笑)。
 
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さて、リーマンショック後には怒りたくなる程つまらなかったTMSも華やかさを持ち直した感じで月曜というのに来場者はかなりの数に見えました。ただショーの華とも言えるフェラーリやランボルギーニ等、良い意味で浮世離れしたクルマ達は出展を見合わせていた様で寂しい限り。やはりある意味お祭りの様なものですから、その手のメーカーほど景気付けに出展して欲しいと思います。
 
感想を結論から言うと、賑やかなムードではあったものの、コレと言った心に残るものがなかったという印象です。ここ数年はハイブリッドやEV等環境性能を前面に押し出して来ているのは時代の流れですが、今年は更に運転支援システムを各社力を入れてアピールしていました。究極はEVに自動運転という事でしょうか。ECOを突き詰め無駄を省くのは良いのですが、乗り物がどんどん実用のみでつまらない物にならない様にと祈るばかりです。
 
トヨタのLF-Aは凄いのですが、既に新鮮味は無いですし、ニッサンのGTRも同様。唯一頑張っているというか楽しそうだったのは個人的に見てHONDAさんでした。軽やスポーツカーに力を入れている所を見ると原点回帰的ムードも感じ取れます。
 
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たぶんこのまま市販されるのではないでしょうか。S660となっていますがDOHC・3気筒・660cc+ターボの様です。一昔前のBEATの再来に思えますが、元祖はやはり先日ブログにもUPしたS600やS800なんだと思います。ちなみにお隣にはキレイにレストアされたS360が展示されている事からしても、そうとう意識はしているのではないかと思います。乗ってみたいですね。
 
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本命のNSX!一時期はその開発が中断されていたと聞きましたが、どうやらNSXも再び復活する様です。格好良かったですよ。日本発でこういうクルマが出てくると、なんだか誇らしく思います。
 
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我らがKAWASAKIのZ1000。時代の流れに乗った作りです。格好良いと思いました。しかし同じZ1000でも全く違うバイクですね。当たり前ですけど。。。
 
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KAWASAKIブースの真ん中に展示されていたコンセプトモデル。さすがにここまで来ると未来のバイクという感じで今ひとつ現実味がありません。エンジンがあるべき位置に見えるのはモーターなのでしょうか?自分にはどう見てもダイソンの掃除機に見えてしまいます(笑)。後ろにはこのバイクのCG動画が流れていて、トランスフォーマーの様に使い方、走り方によって変形していました。凄い!
 
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ガスケットメーカーが展示していたLF-A用のヘッドガスケット。当然メタルです。ここだけは負けてないじゃん!と・・・思ってもいいですか?
 
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ポルシェの純正ピストン等で有名なマーレー社のブースです。ピストンの進化しています。軽量且つ高剛性、ローフリクションで耐久性に富むもの。Zのアフターマーケットピストンにも少しずつ進化は見られていますが、これらを見るとまだまだです。
 
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ピストンリングも進化してます。薄くてテンション低いのにシール性、耐久力も高し。そして当然ローフリクション。
 
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ハイブリッド・ピストンPINとして紹介されていました。必要な強度は保ちつつも軽量に仕上げてあるのだそうです。中にアルミを仕込んだ事でそれを実現。だからハイブリッド。でもハイブリッドってなんか聞き飽きてきました。そう感じません?
 
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写真写りが悪く解りにくいのですが、中空バルブです。以前はステムのみ中空または冷却材・熱伝導材としてナトリウム封入という物が存在していましたが、製造技術が確立され今では傘部までが中空化可能です。持ったら驚く程軽いです。
 
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そしてコレ!シリンダーライナーなんですが特許取得済みの製造方法との事ですが非常に興味深いものです。近寄ってみてみましょう。
 
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大きな画像で見ないと解りにくいのですが、ライナー内面にキレイに揃ったディンプルが形成されています。これによりリングの接触面積を減らしフリクションを低減、更にオイル保持性能を格段に上げる事が出来るのだそうです。使ってみたいですね。普段はピストンやカムに比べ目立たず縁の下的存在のライナーですが、どんなに優れたピストン使っても、受け手となるココがダメなら台無しですから。
 
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こちらはUSAからやってきたEVでテスラ。最近日本への売り込みも積極的。現地では「セレブ」な方達に大変人気なのだそうです。小さなブースでしたが賑わっていました。
 
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インパネです。EVらしいと言えばそうなんですが、ドライバー正面は勿論、なんとセンターコンソール一面が全て液晶パネルで構成され、全てタッチパネル操作となっています。巨大なスマホに見えました。
 
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シャーシもすぐ横に展示されていました。アルミとスチールを上手く使い分けている様です。
 
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後輪部分に位置するモーターです。EVというと難しく聞こえますが、制御は複雑でも構成はエンジン車輌よりもシンプルです。基本はバッテリーとモーターしかありませんから。EVの時代がどんどん近づいているなぁ・・・と毎回思うのですが、意地の悪い自分は違う所をチェックしちゃったりするんです。
 
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アルミフレーム部分の溶接跡。このクルマが幾らするのか知りませんが、決して安くはないでしょう。普段は見えないと言えばそうなんですが、高額車輌でこの仕上げですか?と。これが日本車とか独車なら許されないでしょう。こんな所に拘りというか「基準」の違いを感じてしまうんですよね。
 
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                       息子と言えば片っ端からバイクに跨り仮想運転を満喫。
 
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     最後に、少しはモーターショウらしい画像を添えておきますね(笑)。 

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