整備の為、KZ1000やZ1RのGタンクを外すたびに思う事があります。
メインハーネスと左右ハンドルSWを繋ぐギボシの大群。なんでこんなダサい設計してんだ?と思うわけです。結構エンジンからの熱を受ける場所の上古くなり端子が緩んで接触不良等も懸念されます。本当だったらカプラーでカチン!と行きたい所です。なぜにこんな造りになっているのかと申しますと・・・
その理由はこのハンドルバーの中を通す左右SWからの配線です。配線の先にカプラーが着いていたのでは当然ながらこの中は通せませんね。では通した後にカプラーを着ければいいのでは?と疑問をお持ちのあなた、それ正解!・・・でもないんですね。生産性も悪くなりますし、何と言っても今度SWが外せなくなるというトラップが待ち受けていたりします(笑)。まぁ、どれも自分でやるのなら対処は出来ますが、メーカーとしてそれは出来なかった、でもスマートに配線を隠したかった・・・という事なのでしょうか。
と言う事で、傷んだ配線を地道に修復してゆきます。確かに左右SWからの配線が隠れているとスッキリとして格好は良いのですが、整備性等を考えるとそれ以外のメリットは・・・無いと思います(笑)。