先日分解を終えたZ2エンジン。
車体含め全体的にオリジナル度が高く、エンジンも過去にオーバーホール歴等が伺えないバージンエンジン。
加工時に発生した物と思われるこの切削粉状の金属がオイルライン内に詰っていたわけですが、全くオイルの流れがふさがれる事はなくとも、かなりの妨げになっていたと思われます。
最悪の場合は、オイル潤滑が不足したり、またこの金属粉が直接ベアリング内に侵入して悪さをしていた可能性もあるわけでです。
今まで数え切れない空冷Zのエンジンを開けてきましたが、どうやってメーカーの検査を通り抜けたのか?と思われる様な状態の物も決してすくなくないのが本当の所です。これも時代だったのでしょうか?それともカワサキだから・・・の一言で許されてしまうのか?(笑)