エンジン搭載
クランクシャフトに問題があり、異音発生から結局クランクシャフト交換となったZ1ですが、移植手術も無事完了しエンジン搭載となりました。 元々OH済みだったエンジンは、問題を抱えていたクランクシャフトの交換を主体とする分解組み立て作業でしたが、同時に数点の消耗部品の交換とこの先を見据えた対策を取り入れて組み立て完了。 そして、手のひらにあるこの物体・・・何だか解るでしょうか?...
View Article全日本ROAD RACE 選手権
一昨日の日曜日、モテギで行われた全日本ロードレースのお手伝いに行って参りました。 先日もご紹介した「タイガー宗和」の復帰を掛けたレースで、前回のオートポリスから今回はモテギにて第二戦目となりました。 前日の走行で転倒したものの、急ピッチで修復を進め何とか本線に復帰。パーフェクトな修理とは言えませんが今回はこのまま戦う事に。...
View ArticleIAF IKURA`S AMERICAN FESTIVAL
2014年6月1日 IKURAさんの主催する IAFアメリカンフェスティバル(富士スピードウェイ)に参加致します。 コース内でのZパレードやドラッグレース、マッスルカーレース、更にコンサート等楽しい催しが盛りだくさんです。ご興味のある方は是非覗いてみてください! 今回パムツーではありませんが下記時間帯で現地へ向かいますのでひと時でも御一緒出来るようであれば下記時間帯で現地まで御一緒しましょう!...
View Article1100 R
今ひとつ本調子ではないと言うことで、セッティングを主体とする煮詰めなおしでPITインした1100Rです。キレイにしかもオリジナルの匂いを上手く生かしたカスタムですね。 パワー自体は出ている感じなのですが、下から中間までに酷い谷が発生し、ロールオンで回しても明らかにそこで息をついてしまう様な加速です。しかしA/F自体はそれほど大きく外れているわけでもなく、疑うべき箇所がここで更に増えてきます。...
View Article2015年に向けて
このZ1を製作してから早いもので丸4年が過ぎました。この逆さ付けバックステップも、勝手にBPKなんて呼ばせてもらってますが、元々は当時このオーナーさんが切った貼ったの末に作ったオリジナルからアイデアを貰った物。言い方変えれば立派なパクりだったりします(笑)。ただし、一つだけ言い訳をさせてもらうのなら発案者のオーナーご自身から了解と製品に対してのお墨付きを頂いている事でしょうか。...
View Articlethrottles
時折御質問頂く「FIプロジェクト」、進行が遅いのは毎度の事ですが、そこは「慎重」なんだと受け取って頂けると幸いです(笑)。 詳細はまだお披露目できないのですが、遅いながら計画がポシャる事なく進行しています。やるからには「おっ~!」っと驚いて頂ける様な物に・・・これなら使いたい!と思って頂ける物に。きっと・・・いや、たぶん・・・そうなるであろうと言う願いを込めて。
View Article3次元マップ
これはASウオタニフルパワーキットverPAMSにインストールされているマップの一部です。マニュアルに記載されている以下の二次元マップは、スロットル開度100%の状態のものです。開度センサーを使わない場合は自動的に全領域でこのマップによる点火時期が使われます。さて、当然のことながら年代的にZ系には純正でセンサーによる補正は行われてはおりませんが、実はウオタニのユニットにはスロットル開度センサーを使う...
View Article脱下準備
一台のZをレストアするのに車体の分解から始まり、洗浄や検証、部品の手配など下準備がほとんどの時間を占めますが、そんな下準備時期をもうすぐ抜けだしそれぞれのパートでの組み付け作業の段階に入ってきている製作中のMKII。 分解洗浄、検証後、純正新品ベアリングへ総交換し、クランクケースへセットされるのを待つトランスミッション。 焼付塗装の終えたクランクケース。エッジ処理や面だし等組立準備に入ります。...
View Articleカーボンコアプラグコードについて
プラグコード(イグニッションワイヤーとも言いますが)の芯線部分ですが、現入手可能なものは大別すると昔から存在する銅線タイプものと、極細のワイヤーがコアにスパイラル状に巻き付けてコーティングしてあるカーボンコアの2種類に分かれます。特にカーボンコアのものはコードそのものから発生するノイズが少ない為、それらを嫌うオーディオを含む電装の複雑な4輪では結構昔から主流になっています。...
View Article多分世界最強の白バイ
Z系乗りの間で知られている白バイと言えば、最初のZ1を使ったZ1P。そしてべースをMkⅡ系にしたZ1000PとJ系になってからの1982年から2005年迄の長くに渡って生産されたZ1000Pが有名です。アメリカ映画やドラマで白バイが出ると殆どの場合がZ1000Pでした。 このお巡りさんのでかさ・・・Z1000Pが400ccみたいに見える・・...
View Article梅雨の足音
連日の暑さがウソの様に、今日は朝から雨模様の横浜。 雨の平日という事もあり、御来店くださるお客様も少ないこんな日は、何となく寂しくはあるものの、たまりに溜まった作業を進めるには最高な一日となります。 軽整備に重整備、パーツの企画や開発にデスクワーク、バイク屋の雨の日ならでは捗る仕事がたくさん(笑)。...
View Articleレモンマン改め
今日も雨の横浜。昨日に引き続き静かに作業を進めていきます。 画像はキャブレターセッティングでダイノ上に載っているのは750FX1です。 エンジンは腰下よりフルリビルト。スペックは完全にSTDにて組み上げました。...
View ArticleZ2
昨今の人気によりなかなかお目にかかるのも珍しくなったオリジナル度の高いZ2。 今回レストア作業で入庫したこの車両はしかもバージンエンジン! 眠りから覚まさせてあげる計画スタートです!
View Article1100Rのその後
絶不調で入庫し100PSを大きく割り込むという、ちょっと申し訳なくてお伝え出来ない計測結果だった1100Rも、不調箇所を洗い出し本日再計測となりました。 点火システムにやその他多くに問題点が発見され、出来る限りその洗い出しを行った後に、キャブレターセッティングを柱にベストを求めてシャシダイの上に。...
View ArticleJ系マグネットローター
マグネットローターを外すには通常はそこしか使わない専用工具が必要になるので、このあたりを自分で触るユーザーは少ないとは思うのですが、部品を手配する際の参考データとして公開しておきます。 左から初期のJ系(Z1000J、Z1000R、Z1100GP)中央はZ1100RやGPZ1100のもの右のは2002年以降のZ1000Pのもの...
View Articleチューンの前に
エンジンOH+チューンのご依頼で入庫したMKⅡですが、当初お問い合わせを頂いた時に想像(勝手な)した物とは幾分異なり、完全なフルノーマル車輌でした。お話しの方向性がかなりパワー志向だったものですから、ライトカスタム程度は施されている物かと思っていました。...
View Articleoil line
先日分解を終えたZ2エンジン。車体含め全体的にオリジナル度が高く、エンジンも過去にオーバーホール歴等が伺えないバージンエンジン。 加工時に発生した物と思われるこの切削粉状の金属がオイルライン内に詰っていたわけですが、全くオイルの流れがふさがれる事はなくとも、かなりの妨げになっていたと思われます。...
View Article北海道より
北海道よりお便りをいただきました。 鞍シートのオーダー有り難う御座いました。遠方だとなかなか装着姿が見れないので、こうして写真を送って頂くと嬉しいです! 支笏湖がとても綺麗です! お写真有り難う御座いました。 ここ横浜は、連日の雨。早く梅雨あけないかな。。。
View ArticleZ1100Rクラッチ整備
整備預かり中のチューンドZ1100R。仕上げにダイナモで測定してみたら、増大した最高出力手前でクラッチがずるずると滑り出してしまう事が判明。 幸いにしてレブリミッターが装備されていますのでオーバーレブは防止できるものの、これでは全開域でのセッティング確認が出来ません。...
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