Z系の純正ハンドルスイッチの様にボディ筐体が金属製であれば、内側の位置決めピンが無い場合でも、固定ボルトを絞め付ければ簡単にスイッチ位置や角度はずれる事はありません。
但し、高年式車用の樹脂製のボディの場合は軽量な分剛性がありませんから必ずハンドル側に穴を開けて位置決めする必要があります。
この穴を開ける位置が結構難しくて、特に使用頻度の高いウインカーレバーの高さが合わなかったりすると走行中使い難くて困ります。
だからと言ってこのタイプのスイッチの位置決めピンを切ってしまうと、操作した際にスイッチがだらしなく廻ったりして更に気分が悪くなるので真面目に穴開けして位置決めします。
ハンドルに適度な柔らかさのガムテープやビニールテープを大体の位置に貼り付けて。
ハンドルにスイッチを仮付け。バイクに跨って操作し易い位置に決めたらビスを絞め付け。
こんな感じに跡が残るので
中心に穴を開けてやればOK
ちなみにこの車両はインジェクション化作業中の当社のZ1000Jの左側ですが、何でわざわざチョークレバーが付いているものを使うのかについてはちゃんと理由があって、純正流用のスロットルボディに付いている暖気の際に使うアイドルアップ用リンケージを手元で使用出来る様にもしようと考えた為です。