特殊工具
おかしな形にカットラインを入れたJ系ヘッドカバー。 別にカットモデルを作ろうとしたわけではありません。これを見ただけで何に使うか理解する人はご同業のメカニックか、J系エンジンのチューニング経験者もしくは単に危ない人です。 これは以前使っていたものが壊れたので2代目。...
View Articleオートカムチェーンテンショナー
Z1000MK2,Z1-R(2型)に採用されているオートカムチェーンテンショナー。オートでカムチェーンの張りを保ち、セミオートやマニュアルタイプの物に比べてメンテナンスの負担を減らしてくれる部品ではありますが、ここにきてこのタイプのテンショナー廻りからのトラブルが多く見られます。 状態によって聞こえてくる音の種類も違いますが最初に気づく症状は異音です。...
View Articleバキュームセンサーを使用しての進角補正
エンジンにかかっている負荷が低い巡航時等に点火時期を進める事でより効率良い燃焼を行わせてパワーの向上に繋げる事が出来ます。 以前その効果についてはシャシーダイナモ上での実験を交えて検証して記事にもしています。エンジン負荷と点火時期の関係エンジン負荷と点火時期の関係 2エンジン負荷と点火時期の関係 3...
View Articleメーターのマウント
メーター廻りの配線の手直しするのに、メーター本体を取り外してみたらマウント部分のスポンジが経年劣化で潰れていた為、5mmのスポンジ板から切り出して貼り付けです。 型紙をおこして切ったのですが、厚みがあるスポンジはハサミやカッターではあまり綺麗には切れなくて、かなり不細工な仕上がりですね。...
View Articleリリースまでの間
組んでから7年、相当な距離を走破したMKⅡ。タペット調整とその他定期メンテで入庫しました。街乗りにツーリングに峠にと、オールマイティな使いかですが、未だ絶好調です。 タペット調整です。ツインプラグにWEB・ST3カムを受け止めるヘッド。当然ですがインナーシム仕様に変更済み。...
View ArticleZ1000MK2、FX1用キーシリンダーコンプリート+リークレスタンクキャップ
写真はカワサキ純正のZ1000Mk2,FX1用キーシリンダーセットと、ガソリンの漏れや滲みが無くなると好評のリークレスタンクキャップを一緒にしたセットです。ハンドルロックの新品カバーに専用ピン、ワッシャも含みます。 タンクキャップ側のキーシリンダーは元々キーセットには含まれない部品なので当然鍵は異なるのですが、シリンダーを分解してピンを交換してキーセットのもので使用出来る様にしてあります。...
View Articleホースジョイント
バキュームセンサーを使っての点火時期進角制御ですが、そのまま負圧コックの様に1気筒のみホースを引いてセンサーに繋げばOKというわけでもありません。http://blogs.yahoo.co.jp/pams_jp/63216204.html...
View Article魔の4000rpm
中速域から気持ち良く吹けてゆかない・・・という症状でセッティングのご依頼を頂きました。 カムチェーンテンションその他各部点検・調整後、早速計測を開始。しかし4000rpm辺りからパスパス!という様な音と共に吹け上がらず、結果最大出力の計測は不可。ただ、お客様からお聞きした症状の確認は完了です。...
View Article弾けるイエローボール
一通りの点検と整備が終わり、これからご紹介する予定のZ1イエローボールですが、本日御来店のお客様から御商談を頂きました。 三年ほど前にコンプリートされたZ1ですが、諸事情により出戻って来てくれた車輌です。F38KYBにRはレイダウン+ナイトロンとブラッシュUPされています。前後ブレーキシステムには定番のAP2696+サンスターDISC。...
View Articleハンドルスイッチの位置決め
Z系の純正ハンドルスイッチの様にボディ筐体が金属製であれば、内側の位置決めピンが無い場合でも、固定ボルトを絞め付ければ簡単にスイッチ位置や角度はずれる事はありません。 但し、高年式車用の樹脂製のボディの場合は軽量な分剛性がありませんから必ずハンドル側に穴を開けて位置決めする必要があります。...
View Article朝から晩まで
今日は朝から夜までダイナモ回りっぱなしです。 全ては撮れなかったのですが、その中から二台を。 昨日「認定USED・Z」コーナーにてご紹介したZ1です。現在商談中ですが、各部の点検&整備を進めながら、いつでも乗り出せる様に。そして最終的に体力測定&キャブ調整でダイナモの上に。 体力測定結果も「健康優良Z」です。...
View Articleエンジン搭載
名古屋のKさん、エンジン搭載完了しました。 STDスペック、純正OSピストンによるリビルトが完了。 カムシャフトもノーマルです。ベースの状態が優れていた為、メーカーの定める基本的なOHにて機能回復を果すことが出来ている個体です。...
View Article復刻盤Z1000マニュアル
以前にも紹介したKZ1000サービスマニュアルhttp://blogs.yahoo.co.jp/pams_jp/61567183.html 今現在もカワサキから復刻盤は入手可能です。...
View Article「エンジン搭載」の続き
http://blogs.yahoo.co.jp/pams_jp/63235519.html 前回からの続き記事となりますが、エンジン搭載後は火入れに向けキャブや電装、補器類をセットアップしてゆきます。 CRキャブレターをチョイスしていますが、STDエアクリーナー仕様です。 STD4本マフラーを装着。段々と形になってきました。...
View Article銘入れとラインナップについて
刀匠が自分達の作品に銘を刻む様にやってみたかったのですが、鋳鉄のスリーブに打刻したりするわけにもいきません。以前銅メッキする前の鋳鉄表面には試してみた事はありますが、銅メッキした表面に入れるとどんな感じになるかは判らなかったので、レーザーで刻印してみていただきました。 濃過ぎず、見れば薄く入っている事が判る程度に、表面をコーティングしてある銅の熱伝導性の妨げにならない様に。...
View Articleフラッグシップ?
今でこそクラシックとなっているZですが、デビューした時点では間違いなく世界最速市販車を目指したフラッグシップでした。 だからこその当時の本気度が現在も愛される理由だと思います。とにかく一番早いマシンを作りたいという作り手と、世界一の性能を味わいたいというユーザーがいたからこそ今にまで続く伝説的な人気となったのでしょう。...
View ArticleThe KUROMAME
以前弊社にて製作した黒豆COMPの入庫ですが、同時に以前から黒豆をお探しだったお客様から御商談を頂いています。 上質なZ1をベース車として選択し、フレーム&アシからエンジンそして電装と全てにおいて手抜きなく製作した車両です。 バッテリーがシートのすぐ真下に位置するZ1の場合、その後方に設けられた小物トレイはミニマムなサイズですが、それゆえにバッテリーのメンテナンス等は最も簡単というメリットも。...
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