前回からの続き記事となりますが、エンジン搭載後は火入れに向けキャブや電装、補器類をセットアップしてゆきます。
CRキャブレターをチョイスしていますが、STDエアクリーナー仕様です。
STD4本マフラーを装着。段々と形になってきました。
いつもお話している通り、どれだけレストレーションを施しても、内外共に全てを新車時にまき戻せるものではありません。しかし、全体バランスを考慮しながら適切なリビルト作業を進めることによって、ある部分では新車を越えたと言えると思います。
本日、新幹線に乗り遠方から遊びにお越し頂いたオーナーさん。完成の見えてきた愛機を前に、何時間も飽きずにずっと眺めておられました。オーナーさん個々に、様々な拘りや思い入れがあり、このZ1も一言では語り尽くせない深い想いが詰ったものです。
期待を裏切る事無い様、最後まで気持ちを引き締めて作業にのぞみたいと思います。