Z1000MK2,Z1-R(2型)に採用されているオートカムチェーンテンショナー。
オートでカムチェーンの張りを保ち、セミオートやマニュアルタイプの物に比べてメンテナンスの負担を減らしてくれる部品ではありますが、ここにきてこのタイプのテンショナー廻りからのトラブルが多く見られます。
状態によって聞こえてくる音の種類も違いますが最初に気づく症状は異音です。
プッシュロッド等を見てみるとワンウェイでストッパーになる部分が揺さぶられたかのように跡がついてしまっています。
これだけ押し戻してしまっているということになると、適正なカムチェーンのテンションも保てず、最悪はコマ飛びを起こしてバルブとピストンがヒットする等エンジンを壊してしまう可能性もあるので早めに対処したいですね。