バキュームセンサーを使っての点火時期進角制御ですが、そのまま負圧コックの様に1気筒のみホースを引いてセンサーに繋げばOKというわけでもありません。
負圧を繋げるにも4気筒を無造作に接続すると吸気脈動による圧力変動が残ってこうなります。上側はクランクトリガー信号。下側の波形が負圧センサーからの出力です。点火時期制御にこれを使うのであれば、もう少し振れを押さえたいところです。
ホースの取り廻しと各気筒間の組み合わせを変更する事でレスポンスを落とさずにこの様なフラットな信号出力に出来ます。
センサーに繋ぐホースのとり廻しについては理論上の長さはもちろんですが、ホースの纏まりにもこだわる人が多いです。
各種のジョイントを使ってなるべくスマートに纏めたいところです。
この黒いものなんか、この手のジョイントにしてはえらく割高なのですが、平行2本のものも綺麗に纏まりそうですね。
例えば色々なパターンが出来ます。一か所はキャップを付けておいて、必要時には吸気圧計を付けてモニター出来る様にするとかですね。