メーター廻りの配線の手直しするのに、メーター本体を取り外してみたらマウント部分のスポンジが経年劣化で潰れていた為、5mmのスポンジ板から切り出して貼り付けです。
型紙をおこして切ったのですが、厚みがあるスポンジはハサミやカッターではあまり綺麗には切れなくて、かなり不細工な仕上がりですね。
大事なのがメーター裏側のカラーの長さ。
スポンジがこの様にちゃんと機能するものを5㎜の厚さで残っている場合、カラー長さは14mm弱あるもの(上の黒くて長い方)を正規のダンパーゴムと一緒に組み込んでやってはじめて適正なクリアランスになります。
この状態でメーターを揺するとスポンジの上に上手く乗っかって若干動かせる程度になっています。
たまに見るのですが、メーター下のスポンジがへたっていてメーターがガタつくのを嫌ってか、短いカラーでガタを無くしたりカラーそのものを入れないでメーターブラケットに対してリジッドにしている例。メーターは精密機器ですから、そんな使い方すればさほどの時間をかけずともガタガタになって壊れるか、寿命が極端に縮みます。
Zよりはるかに振動の少なかったちょっと前のレーサーですら、厚手のスポンジ板にメーターを挿し込んでマウントしてあるものが普通であった事を考えると、ご理解いただけるのではないでしょうか?