Quantcast
Channel: PAMS不定期Blog
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1219

適量

$
0
0
 
 
空冷Zのオイルリークの中でも、アキレス腱の代表的な個所でもあるステーターコイルの三相交流配線取り出し口。
 
イメージ 1
 エンジンが回っていればオイルも回るこの場所ですから、漏って当然?とも言えなくはないのですが。右手前が今回リーク対策を施し、これからエンジンに装着するカバーで。左上がやはり酷いオイルリークで悩まされ、取り外してこれから対策を施す物です。
 
イメージ 2
こちらは、これから対策を施す物。これでもかと言う程、液ガスによって塗り固められていますが、これでもオイルはボタボタと漏れてきていました。気持ちは解るんです。根本から対策するよりも、カバーを開けて液ガスをテンコモリにする方が圧倒的に楽ですし、見た目にもリークが止まりそうですし。しかし現実は・・・大量に塗りたくれば良いというものではないと思います。
 
イメージ 3
 
この角度から見ても、ミッチリと液ガスが詰め込まれています。それでもオイルは漏れてくるわけです。なぜなら根本を対策していないから。
 
イメージ 4
 
そして、こちらが今回対策済みとなった物。御覧の通りスッキリ。液ガスは使用しておりますが必要最低限で留めてあります。
 
イメージ 5
 
   こちらから見ても・・・「アンコ」は詰められていないのがわかります。
 
イメージ 6
 
正直なところキッチリと対策をした所で、いつかは又リークが始まる可能性が大なのですが、その時にテンコモリモリに塗りたくられ詰め込まれた液ガスは、それをキレイ除去するのに一手間も二手間も費やすことに。
 
物事全て「too much」 は宜しくないという事で。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1219

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>