前回からの続きですが、やっとエンジン搭載となったFX1改。
エンジンが載るといきなり先が見えた気になります・・・が、火入れまではもう少しの我慢です。モリワキ製スイングアームにポイントカバーで、このFX1の方向性が見えてきますね。ただ何から何まで当時物という拘りではなく、今の新しさと優れた物はどんどん採り入れて行くという方向です。
OH兼ショートストロークを生かしたビックボア化で970ccに。ゴリゴリした速さではありませんが、STDと比較しシュン!と吹けてパーンッ!と上に吸い込まれる様な、乗り易く気持ちの良い、いわゆる「胸のすく速さ」を手に入れています。
エンジン本体以外でも、スターターモーター、1ウェイクラッチ&ギア、オイルポンプ等、全て純正新品に交換。いつ入手不可となってもおかしくはないパーツ且つ重要な物だけに、ここはオーナーさん奮発して交換を決意してくださったのだと思います。
火入れまでもうひと踏ん張り。長年温めてきたオーナーさんの想いに新車以上の感動を目指し、完成が楽しみな一台です。