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国際化

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整備や製作車両に使用するのに使用しているカワサキ純正部品のスターターリレー。
これを当社で作り置いている汎用ステーセットと組み合わせて使います。
通常ラインナップにはしてはいないのですが、たまに問い合わせが来るのでその場合はお分けする様にしています。
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割と高年式の車両の純正部品ですので供給にも心配無いと思っていたこの部品。
従来オーダーしていたものはこの品番で日本製
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ところが、つい先日同じ品番でオーダーしたら品番変更されたとの事で、代替品として届いたものはカワサキ部品でもインドネシア製になっていました。
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カワサキも車両自体の海外生産も多く、純正部品でも汎用性の高いものについてはタイカワサキ等の現地生産のものの割合が増えてきているのは知っていましたが、インドネシア製のものはあまり見ませんでした。

現品を外から比較する限りでは以前の日本製のものとの差異は見受けられません。
構成部品は日本から輸出して組み立てのみ現地で行ってる可能性もあります、工業製品は最終組み立て地でどこどこ製とは決まりますがここまで国際化が進むと明確な切り分けは難しいですね。
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もちろん当方も何でもかんでも日本国内で作ったものしか認めない国粋主義者ではございません。
品質や耐久性さえ正しく維持されているのであればどこの国で作ろうが問題は無いと思います。
徳にシステムの基幹部品以外のパーツで技術的難易度のさほど高くないものについては今後も国際化が進んで行くのだとは思います。

さて、下の写真はH2Rのスーパーチャージャーに使用される、5軸マシニングを駆使されて社内製作されるインペラーブレード。
最大14万回転/分で回るそうで。
さすがに基幹部品であるこれを国外で作れる日はまだまだ遠そうですね。
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