フルレストレーション中の1000R1フレームです。フレームセンター出しを終えた後に再塗装の前処理ブラストを終えた状態ですが、何やら溶接ビードに違和感です。
ブラスト前から溶接部分に不自然さを感じていたのですが、ブラスト後にそれらが尚ハッキリとしました。溶接各所に巣穴の様な物が多数発生、または完全に部分的剥離も見られた為、大事を取って補修溶接を行いました。
たぶんですが、以前に溶接ビードを極力目立たなくフラットに削り込む「スムージング」処理を行い、それが過ぎて削ってはならないビードまで落としてしまったのではないかと推察しています。
割とハーレー等のカスタムでは好まれる処理方法で、日本に戻る前に現地で処理されていたのではないかと思っています。