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Z2 Eng refresh

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全体的にレストレーションを施したいとご相談をお受けしたZ2ですが、まずはエンジンOHから先行する事となりました。

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まずは腰上から分解、腰下だけとなりました。状態からして今回初めてエンジンが開けられた物と思われます。年式と走行距離相応の消耗は進んでいるものの、イジり壊された過去のないエンジンです。

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使用されているガスケット類やそれらがこびり付いた状態等、初めて開けられるエンジンの特徴があります。

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ひとまず降ろされたシリンダーヘッドとブロック。汚れてはいますが、目視でこれといった大きな異常は見当たりません。

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例えばART製の純正STDサイズピストン。今では出ない一体型のオリルリングが当時物の特徴です。

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       1番&4番の燃焼室にオイル下がりの兆候があります。

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マニュアルタイプのテンショナーで、調整を怠っていると起こりがちなアイドラーギアの破損。ギアその物が損傷しているわけではなく内外が分離してしまう現象です。

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今回はSTDスペック+α仕様でしっかりと組み上げる予定です。少々お時間を頂きますが楽しみにお待ちください。

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そして内燃機加工の完了した1100Rのヘッドとブロック。1100R特有の多球形燃焼室にはツインプラグ加工を施しました。こちらもヘッドの修復に少々手こずりましたが、ここからスピード上げていきます。

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    最近出番の多くなってきたESTスリーブにも頑張ってもらいます。

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