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リフターボア加工

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イメージ 1

1100R のシリンダーヘッドです。全ての内燃機加工を終え、これから組立作業に取り掛かります。カムラインにも酷く狂いが生じておりカムラインボーリングを施しました。

イメージ 2

距離を重ねたエンジンでは程度の差こそあれ見受けられるリフターホール&リフターの摩耗によるクリアランス過多という現象ですが、このヘッドの摩耗は許容範囲を超えるものでした。

以前はリフターを新品にする以外手が無かったのですが、精密にリフターボアのボーリングが可能となった事でより確実なOHが出来る様になりました。
ボーリングと言っても0.25mm、片肉でたったの0.125mmのオーバーボア化です。

勿論、リフターもそれに合わせてオーバーサイズとなります。

イメージ 3

オイルを塗布した状態にて、リフターが自重でスーッっとガタ付なく落ちてゆく感じが気持ちいいです。



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