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続々と

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内燃機加工から上がってきたエンジン達。
 
生産から数十年も経過すれば同じエンジンでもその状態は千差万別。傷み方壊れ方に違いがあるのは当然で、当時はメーカーですら把握しきれなかった弱点も数十年経った後にそれらが露になる事も珍しくありません。
 
同じ系統のエンジンばかりをバラしては組むという作業を数え切れない程に繰り返していると、我々でも10年前には解らなかった事がたくさんあります。
 
 
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勿論、メーカーより解ってる・・・なんて偉そうな事、言うつもりは全くありませんが、数十年経って初めて知る弱点とその対策という部分においては、少しだけ我々の様なショップやビルダーさん達が個々に持つノウハウがあると思います。メーカーは生産から40年も経った車両のエンジンを分解して研究等はしませんから当たり前なんですけどね(笑)。
 
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新車を売るメーカーさんからすれば「そんな旧いバイクにいつまでも乗ってないで最新のに乗り換えてくれよ・・・」が本音だと思うのですが、どこの国の誰に乗ってもらっても、絶対に恥ずかしくない世界最高の物を!という想いで造られた物は、数十年が経過してもその魅力は色褪せませんよね。
 
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ならば、ただ朽ち果ててゆくのではなく、単に旧車として祭られるのでもなく、今でも一線級の現役で格好良く安心して、そして思い切り楽しめるZであって欲しいと想うわけです。いつまで続けられるのかわからないのですが、私達の活動の原点はそこにあるのだと思います。Zの楽しさと可能性・・・ハード面はソフト面共にもっと引き出したいと想っています。
 
 
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こちらは入庫したばかりの認定USED・Z1R。いつもZ達に取り囲まれて仕事をしているのに全く飽きるどころか、一日のウチに何度もハッっとする格好良さに魅せられます。
 
やっぱりこの方達、まだまだ現役で格好良く走り続けて欲しいです。

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