エンジンリビルトやチューンと同時にP(J)ミッションへと換装メニューを選択される事が本当に増えました。何と言っても純正新品部品という安心感と、Z系に比べてギア比の適正化を始め確実に進化&強化された事も魅力ですね。
これはMKⅡエンジン。車体から全てのレストレーションをお受けした車両のエンジンです。エンジン自体の仕様は基本的にSTD+秘密のファインチューン(笑)。
各部の調整を何度も繰り返し、気持ち良くスルッ!カキン!とシフトが決まります。ポジティブニュートラルファインダーが使える様になった事でPミッションをZにコンバートするメニューがより現実的になりました。せっかく新品ミッションをコンバートしたのに、STDよりも使い勝手が悪いのでは本末転倒です。
こりらも同じくMKⅡエンジンのリビルトですが、ミッションはSTDのリビルトです。
位相ズレ等で頭の痛いMKⅡクランクですが、この個体は優秀。いいクランクです。
その横ではまたまたMKⅡクランク。なぜかMKⅡ続きですが、腰下を割って取り出したクランクのチェックは毎度「ズレてんなよ!」「お願いだから・・・」と言う気持でのぞみます(笑)。
一番奥で地道な作業をしているこのCロアケースもMKⅡの物。洗浄点検後に、各部をもう一度点検、ネジ山の清掃点検、各部のバリ等の除去等。「顔は写さないで下さい・・・」等と芸能人みたいな事を言う手タレは竹部です(笑)。
こちら、僕の担当となったZ2エンジン。これから分解の為スタンドにセットし、取り合えずヘッドカバーを開けた所。この先数十年開けなくても良い物に!という厳しいリクエストにやる気満々、ですがお腹が空いてきたので、分解は明日にします(笑)。