明けて２０１４年、最初にリビルト完了となるエンジンはＺ２でした。
腰下からキッチリとやらせて頂きました。リビルトメニュー基本ノーマル仕様。
勿論、カムシャフトもノーマル。とても状態が良く芯もシッカリと出ています。カム山の磨耗も最小限度。洗浄そして計測後しっかりと磨いて組み込みました。カムホルダーを押さえるボルトはＳＴＤから変更、雌ネジはヘリサート加工を施しました。
このエンジンをお持込下さったお客様、実は御自分でプロ顔負けの腕前なんですが、わざわざ我々にリビルトを任せてくれたんです。これは気合入ります！（汗）
リクエストメニューとして頂く事が大変多くなった１０００Ｐクラッチハブ・コンバートＫＩＴ。元のクラハブの消耗度合いが酷い場合にもオススメです。
こちらも純正新品の最終型１０００Ｐ用スターターモーターに換装。強いトルクでギュンっと一気に回してやった方が、ワンウェイクラッチ周辺パーツへの負担も小さくなります。
ピストンも純正０．５ｍｍオーバーサイズを使用したＳＴＤ仕様リビルト。しかし目指すはＳＴＤを超えるＳＴＤです。組み合わせているパーツはノーマルなのに、なぜか元気で静か、そして長持ちエンジンに。そんな願いを込めて組み上げたＺ２エンジンはもうすぐコンプリートです。