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T's sound

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 やっと製品化が決定したT's 集合管ですが、今日はダイナモ上でそのサウンドをお聴きください。動画はLサイレンサーを使用していますが、製品は全てMサイレンサーが付属となります。*(音を聴いて頂く為に空ぶかしを行っています。)*(デジカメでの簡易撮影です)
 
 
 
 
 
トルク特性で有利とされる4-2-1構造にはせず、敢えて4-1としています。やはり空冷Zにショート管・・・となれば4-1のみが奏でるあの音を犠牲にはしたくありませんでした。
 
イメージ 1
 
T's 集合管の特徴の一つがこの部分。ノーマルと同様に割りカラーにてエキマニを固定します。割りカラータイプとした事によるメリットですが、最初に脱着の際フレームに傷が付き難い事です。オイル交換の度に脱着を必要とするマフラーの場合、フレームに傷が付かない様配慮するのも手間だったりしますよね。
 
イメージ 4
 
また割りカラーを介在させる事により歪みや振動を分散吸収してくれるという効果も期待しています。更に、副次的なメリットとしてフランジが痛んだ場合でも単品にて部品交換が出来る事となります。
 
イメージ 2
 
シリンダーヘッドとフランジとの隙間を見てください。ノーマルと同様に可能な限り最小クリアランスとしています。これによりワンピースマフラー+6mmスタッドに付いてまわる「恐怖のスタッド折れ」の確立も低減出来るのではないかと考えています。ただでさえ頼りない6mmスタッドボルト、フランジがヘッドから離れれば離れる程掛かるストレスは大きくなるのは想像に容易いと思います。
 
イメージ 8
                           
            フランジも敢えて砂型鋳造によるアルミフランジです。
 
イメージ 3
 
オイルパン側へ可能な限り寄せて、少しでも最低地上高を確保出来るように考慮。ちょっとした段差を乗り越える際に「ゴツッとかガガッ・・・」とかマフラー底と同時に心傷む思いをした方も少なくはないと思います。
 
イメージ 5
 
マフラーエンドを吊るステー部分です。一般的には二枚の板が取り付け部分を挟み込む様な構造が多いと思いますが、ご覧の様にこの固定は片持ちタイプとなります。勿論完全なラバーフローティング方式。また、片持ちとする事でスイングアームに補強ブレースを這わせた場合や社外品を使用した際でも、極力干渉のしにくい物となっています。また、単に1枚プレートとはせず、強度を考慮して二枚のプレートが途中から一枚に重なり合う構造になっています。
 
イメージ 6
 
これでいいや・・・の許されない部分の一つにこのエキマニの「曲げ」があります。出すぎず引っ込みすぎず、美しく弧を描いてくれました。19インチ+STDフェンダーでも干渉する事はありません。また、個々の(4気筒)パイプもそうですが、それらを集合させる溶接の精度も上げています。
 
イメージ 7
 
画像はプロトタイプとなるため、溶接が少々ラフです。集合部分から自然な形でUP気味にテールへと繋がり、エンド部分は若干短めで車体側に寄り添う様に。
 
おかげ様で予想以上のお問い合わせと御予約を頂戴し、初期生産数を増やしましたが、それも残り10SETを切りました。
 
何分全てハンドメイド品となります為、製作にどうしても時間が掛かってしまいます。御興味を持って頂けた方には早めのお問い合わせをお願い致します。
 
 
 
 
 
 
 

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