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魔法のケミカル?

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 シリンダーヘッド&ブロック合わせ一面に塗られていた液体ガスケット。
 
 場合によっては本来ヘッドガスケットが持つ密着性能を逆に阻害してしまう事もあります。
 
 
イメージ 1
 
                   こんな風に一面に塗られていると。
 
イメージ 2
 
キレイに除去して面だしするのに手間隙が増えてしまいます。オイルライン周辺に深い傷があり且つ手作業のみで組み上げなければいけないという場合は、止む無く局所的に使用するのは有効だと思いますが、全面に塗るのはあまり意味がないと思いますし、次回のエンジンを開ける際にも一手間増えてしまいます。
 
何となく気持ちは解るんですけど。あと、アメリカ帰りの子達にも多いですね。オレンジやブルーのカラフルな液ガスをそこらじゅうに塗ったくられて。しかも肝になるオイル漏れ、全然止まっていないですし(笑)。
 
ガスケット自体に「液ガス」を全面に使用の事!と書かれていない限り、キッチリとした面同士の処理&清掃と、場合によって局所的な使用という形に留めておくべきだと思います。

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