「長期間乗らずに眠らせていたZ1を目覚めさせて欲しい」・・・という内容で頂いた今回のリクエスト。
各部の点検調整を済ませ、不安要素となる電装はハーネス、HP FUSE システム、Mos-fet レギュレーターKit、Re-fe 軽量小型バッテリーとフルブラッシュUP。
キャブレターにはCR、そして点火システムにはSP2フルパワーKITを組み込みました。
この後、Rショックにナイトロン。そしてFブレーキシステムにはサンスターDISC×2とAP2696を組み合わせでアシもブラッシュUP。
長年の眠りから目覚めるまで少々グズつきましたが、それは起床したばかりの人間も同じこと。徐々にダイナモ上で回してゆくと、調子を取り戻してきました。そろそろ良いかな?と思うところで、キャブ&点火セッティングに入ります。
ショート管タイプのマフラーが装着されていましたが、消音を優先して小さめのバッフル(サイレンサー)をチョイス。少々上でのパワーを犠牲にしても構わないという方向性でのセッティングです。
結果、後輪軸出力で73.75 PS を出力。ノーマルエンジンとしては上出来だと思います。消音に目を瞑れば更に上は伸びてゆくと思いますが、不足を感じる事はないでしょう。
長い眠りから目覚め、もうすぐto the Road です!