本業の合間見ながらちびちび進めているZ1000Jインジェクション化
さて、今回使っているスロットルポンプはスロットルポートからの負圧取り出しをバキュームセンサー用にしか使わないタイプで、吸気脈動を抑えて平均化させる為にオリフィスと言えるレベルにまで負圧取り出し部分は絞られています。
ただ、今回は’80年代のGP系GPZ系や、21世紀初期までのインジェクション車両と同様に負圧を燃圧レギュレータに接続します。それらの車両の場合は負圧取り出しをオリフィスで絞らずそのまま繋がっているのでそれに倣う為と、「紙ヒコーキ。」製ECUの場合むしろ吸気脈動を残したままの負圧をセンサーに加えたほうがベターである為にバキュームパイプを拡大します。
バキューム波形をオシロで確認の上必要であれば再度オリフィスで絞る場合もあるかも知れませんが。
左側は拡大前、右は拡大後。
スロットルホルダーは他車種用の流用。
ケーブルは当該車両の延長タイプ社外品を流用。但し、インナーケーブル長が合わなかったため、インナーのみ長さを合わせる様に加工。
先日取り付けた左スイッチに、暖気中の手動アイドルアップ用のケーブルを接続。
これも延長タイプですが、元々負圧キャブのチョーク用なのでインナーの長さが足らず、これはインナーを入れ替えして接続。
チョーク用ノブで手元調整が可能になりました。
これでハード部分の加工はほぼ終わり。
後は燃料ラインとECU配線を済ませれば火が入る筈、かな?