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あえて交換せず

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オリジナル度の高いZ1の電装整備中。
 
メニューはメインハーネスの交換に当社製ヒューズシステムの追加装着と、充電系等のMOSFET型レギュレーターへの換装。
 
 
さて、スイッチ類はと言えば、これが使用歴も少ないと思える程程度が良く、操作しても新品時のタッチが残っている程。 
 
イメージ 1
 
 
実際、アメリカを走ってたZ1系の多くはフリーウェイを長距離走る場合が殆どですから、各種スイッチ類の操作回数は走行距離の割には日本国内を走っているものに比べて少なくなりますので、痛みは少ないです。
 
このスイッチも内部を清掃して、スイッチ部分にプラスチックを侵さないフッ素系グリスを注入すると、新品時の精度の高いタッチが甦りました。 
こうなるとハンドルスイッチ類は目に入る部分ですし、全体的なルックスバランスを考えてあえてメンテナンスに留める事にします。ただ、配線皮膜は経年劣化で硬化してバキバキに割れていますから、流石にこれはみすぼらしいので交換します。
イメージ 2
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なるべく自然に見える様な素材のチューブを使用して作業します。
この際ついでにカプラーと端子は交換します。ハーネス類で劣化による接触トラブルが起こるのは、配線そのものではなく接続している端子部分ですので。
イメージ 4
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キーシリンダー側もこの通り、綺麗に仕上がりました。
イメージ 6
当時のオリジナルキーの摩耗も最小限で、良い状態です。
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信頼性を第一主義にするのであれば新品交換もありですが、性能が維持出来るのであれば、見た目のバランスを考えてあえて当時のものをメンテナンスするのもありです。
 
 

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