Quantcast
Channel: PAMS不定期Blog
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1219

小技

$
0
0
 
 
完成したエンジンを搭載し、本日はチェーン&スプロケ新調(525+鉄スプロケ)や、フルリビルトの完了したノーマルキャブレターの装着といった作業です。追加で頂いていたマフラー交換が本日夕方にずれ込み(入荷)火入れは明日を予定。
 
イメージ 1
 
元々オリジナル度合いの高い車両です。その雰囲気を消し去らない様に細部のフィニッシュにも配慮。
 
イメージ 2
キャブレターを装着。機能的部分は勿論、外観も不自然さの出ない範囲でキレイに仕上げました。
 
イメージ 3
どこか特定の場所だけが自己主張する事のない様。自然な仕上がりを目指します。
 
イメージ 4
さて、チョークレバーに注目です。初期型以外のZ1A~Bをご所有されている方の中で、それ解る!とおっしゃる方も少なくはないと思うのですが、このチョークレバー・・・樹脂部分が長年の経年劣化で大きくクラックが発生してしまう事が多々ございます。せっかくキャブ本体をキレイにたのに・・・と思ったりしませんか?、もちろん既にメーカーから入手する事は不可能ですし、知る限りリプレイス部品として復刻部品も無いと思います。しかしこのチョークレバーはキレイですよね?もう少し寄って見てみましょう。
 
イメージ 5
実はこのレバーも例に洩れず、思い切りクラックが入っていたのですが、御覧の様にキレイな状態に復元されました。「されました」と他人行儀な言い方になってしまうのは、我々が行った仕事ではないからです。復元を完了した後にオーナーさんがお持ち込みくださった物です。とてもキレイに仕上がっていて不自然さがありません。
 
小技と言えばそうなのですが、こういったオーナーさんの小さな拘りが集まって独特なオーラを醸し出す車両が出来上がるのかもしれませんね。
 
本当につくづく、オーナーさんとの二人三脚で仕事は成り立つものだと実感します。
 
 
 
 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1219

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>