昨日、バイクではないのですが、幕張で開催されているオートサロンを覗いてまいりました。
オートサロンを訪れるのは実に久しぶりなのですが、出展者そして来場者も多く、とても賑わっていました。東京モーターショウもそうでしたが、リーマンショック以降は震災も重なりお祭り騒ぎは自粛という方向にあったものが、ここへ来て一昔前の活気の様なものが戻って来ている様にも思えました。
やはりこの手の催し物は元気をもらう場所でもあるわけですから、どうせ開催するのなら、訪れる来場者の皆が元気になり、その場を後に出来る様にしてもらいたいです。また近年の不況や環境問題等から、東京モーターショー等ではやたらと環境だ燃費だを前面に押し出す物が多く、好きな人間に取ってはあまりワクワクと胸トキメク様な出展物がありませんでしたが、オートサロンは見応えというか、夢がまだまだありますね。ハブリッドだ、EVだ、燃料電池に興味がない訳ではないのですが、やはり男子は油を燃やして音出してナンボみたいなところ、ありますよね。
現行車のチューニング系で多く目に付いたのがトヨタの86(BRZ)とGTRでしょうか。また34GTRもチラホラ。どれも過給器付き。86がNAで出た時も容易に想像できてましたが、やはりターボチューンが多かったです。画像は珍しく86ですがNAチューン。4連独立のスロットルボディとなっていますが、水平対向エンジンのおかげで今ひとつ国産チューンでは見慣れない光景がボンネット下に広がっています。
そして直4の3SG+ターボチューン。しかも出来る限り手前に寄せられフロントミドシップ化され本気モードです。軽く500~600PS前後は出てしまってそうです。
これはホンダのS2000。本来はNAですが、こちらも過給器で武装。しかしこの位置から見ると思い切りフロントミドシップという事がわかりますね。楽しそうです。
こちらはR34GTR。名機RB26です。スペックはわかりませんが、そのタービンサイズからしてかなりの物でしょうね。ボディもフルスポット増しに各部補強の本物です。
そして個人的にドストライクだったのがコレ。エスカレーターで下に降りる前から目に飛び込んできました。
マッドブラックに塗られたFD3Sですが・・・エンジンルームをご覧ください。
なんとロータリーはロータリーでも13Bベースの4ローターです!しかもそれに過給器を二丁掛け!市販ではコスモで短命ではありましたが3ローターが存在しておりました。しかし4ローターは市販として存在せず、頭をよぎるのは日本車でルマン24を制覇したマツダの767Bです。何とも言えないハイピッチでスイートな音を奏でます。
13Bの4ローター+ツインターボ。一体どんなフィーリングなんでしょうね。素直に乗ってみたいです。この場所だけで数十分はこうして眺めては一人唸っておりました。肌の露出のやたらと多いコンパニオンのお姉さま達よりも、自分にとってはコチラの方が圧倒的に悩殺的で妖艶。
ロータリーと言えば、偶然にも先日このロータリーチューンの世界では神様とされるチューナーさんがご来店くださいまして、お話をさせてもらいました。様々なエンジンを過去には触らせてもらいましたが、今ひとつロータリーには縁がなく、やり残した感があります。燃費を筆頭に様々な基準をクリアするのが大変なのでしょうが、マツダさんには頑張って新生ロータリーエンジン&RX7を復活させて欲しいと思っています。
では番外編。
ランボやフェラーリ等、いわゆるスーパーカー系の展示も多かったのですが、そんな中でも目を引いたのがこのムルシェラゴ。ビス留めのオバフェンに、どう見ても零戦をモチーフとしている様な外装ペイント。格好良かったです。その隣にあった子供用のムルシェも可愛いらしいです。
そう言えば、全く撮り忘れたお姉さん達(コンパニオン)の写真。ご期待に添えず申し訳ありませんが、あまりにも凄い数のカメラ小僧様達とその勢いに腰が引けてしまいました。しかしコチラもメーカー主体のモーターショウより見応えのある「お姉さま達」だったと思います。
モーターサイクルショウ等もどんどん活気づいてくれると嬉しいですよね!