ASウオタニ フルパワーキット用VSPシステム
パーツとして一般への供給開始を決定しました。
ウオタニSP2にインストールされているスロットル開度連動マップを、車体側への加工を行う事なく機能させる事が可能となり、ウオタニ+エンジンの潜在能力をより一層引き出すことができます。
エンジン負荷に応じてリアルタイムな点火時期補正を行う事で、ストリートにおける極低回転域から中速域にかけてのトルクが増大し、バイクが前方に転がり出て行く様な滑らかなフィーリングと、燃費の向上が確認されています。
ユニットハーネス及びバキュームセンサー![イメージ 1]()
機能と特徴
●ASウオタニフルパワーキットのイグナイターユニットは、スロットル開度センサーによって予測されるエンジン負荷に対応した点火時期の補正機能を持っていますが、
スロットル開度センサーを持たないキャブレターを使用する場合はこれを使用する事が出来ない為、通常その機能は眠っています。
VPSシステムは、インテークマニホールドの圧力変化で直接エンジンの負荷状態を測定してイグナイターに入力する事で、スロットル開度センサーを持たないキャブを使用した場合でもこの補正機能を使える様にしています。
ストリート走行において、低負荷中低速のトルクが増大して加減速も滑らかになり、相対的にアクセル開度が少なくなる事で燃費も向上します。
●装着は、インシュレーターもしくはキャブレター側のスロットル同調負圧取り出しニップル4本にホースを装着して、ウオタニユニット側に配線を接続するのみとし、ハード的な加工を最小限としています。
●ピエゾ素子を使用した最新型の小型バキュームセンサーを使用する事で、エンジン負荷そのものをリアルタイムに点火時期補正に反映させます。
又、センサー自体は非接触式の為、機械的なノイズの発生や摩耗消耗がありません。
対象は、Zシリーズ用ASウオタニオリジナルのブルーユニット,当社デリバリーのverPAMSのブラックユニットとなります。
※4気筒の各ポートより負圧取り出しが可能なことが条件となります。(負圧コックを使用する場合はオプションのセパレートパイプが必要です)
※ウオタニオリジナルのユニットの場合は、STDエンジンのみが対応となります。 ピストン変更等で圧縮比が向上しているエンジンの場合は、verPAMSブラックユニットをご使用ください。
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