現代ではご禁制のアスベストを使用した当時モノ純正以降、
Z1,Z2系のドラムブレーキ車両に使えるブレーキシューで鳴き難くて制動能力も高いというものはなかなか無いのですが、当社で今迄に使ってきたブレーキシューの中では最もブレーキング時のタッチや制動能力に優れ、鳴きにくさに関しても満足出来たのが、英国のPREMIER社からOEM販売されているEBCのものです。
これは以前にもPREMIER社パッケージのもので紹介しています。
何せヨーロッパよりの輸入の為、在庫が切れてから結構お待たせしたのですが、今回はそこそこの数が確保できました。
いかにもドラム内壁に喰い付きの良さそうなライニングです。
ドラムブレーキは整備状態や調整の有無によっても、発揮できる性能が大きく変わってしまうので、整備はもちろん必須です。
又、バックステップ等を装着するとレバー比が変化して、”利くには利くけど力がいる”といった俗に重たいブレーキになっている場合もあります。
この場合はLONGブレーキアームをドラム側に装着することでレバー比を修正することも出来ます。
但し、整備を行ってもレバー比の修正を行って制動性能が改善しなかったり、
純正品の時は結構タッチも良くブレーキも利いてたのに、社外品に交換したらタッチはフニャフニャで、ペダル踏みつけてもブレーキの利きが悪いと感じた方は、ぜひ試してみられることをお勧めします。