お客さんのZ1100Rに組む為に取り寄せたwossner 75mm ピストン。
1100Rは燃焼室形状が特殊なのでピストンヘッド形状も専用になり、これが形も仕上げも美しいこと!!
パーツ手に取って久々に惚れ惚れとしてしまいました。
絶妙なRに美しくカットされたピストンヘッド。
成型の為の細やかな切削ラインが輝いています。
絶妙な薄さで鍛造され、肉を落とされたピンボス部分。
この角度からだとピストンピンがインテーク側にオフセットされているのがよくわかります。
購入状態で、既にピンボス部分のみならずスカート周囲のエッジ落としが施されています。
もちろん我々は組み付けする前にもエッジやバリは落とすのですが、最初から標準でこういった処理が施されている部分に、メーカー側の良心というか仕事に対する誇りや姿勢みたいなものを見せられた様な気がして嬉しくなります。
美しい機械は性能も伴うものです。