キャブレターその他原因と思われる不調からドック入りとなったZ1R-2。
タペット調整+CRキャブレターへ換装+SP2というメニューとなりました。
PAMSでは人気のメニューでもあります。
割と見過ごされがちなタペット調整ですが、この車両も全体に規定値よりクリアランスが詰まっていました。そして限度を超えた過少クリアランスとなった物では、それが原因となり圧縮不良等を引き起こし不調となる物も少なくありません。逆に言えばそれだけで調子を取り戻す物もあると言う事です。今まで、または長期間調整を施していない車両では、キャブレター調整等の前に点検そして必要であれば調整をおすすめしています。
この車両はCRキャブレターへと換装されましたが、ご覧の様にSTDエアクリーナーBOXを生かしてフィッティングしています。
作業完了後はDYNO上でセッティング作業に入ります。
このZ1Rは2型ですからマフラーは左右で2本出しとなります。集合管の音も気持良いのですが、STDマフラーの図太い低音もなかなか味がありますね。
後輪で84.20PS。乗り易くパワフルになったZ1Rを味わって頂きたいと思います。