キャブレターの開閉時の重さを感覚で重いの軽いのと言っていては特性の検証も比較も出来ませんから、簡単に数値化するのにはこういった道具を使います。
スロットルケーブルをキャブの引き側に組み付けて、全閉状態から開き始める為の重さを測定。
スロットルを全開状態から徐々に閉じて全閉になるまでの重さを再度測定。
前者は開き始めのフリクション込みの重さを。
後者はスロットルが閉じようとするキャブ側スプリングの重さを測れます。
純正キャブとレーシングキャブを比較すると、最も重くなるポイントの違いが数値化される事で使用目的や特製の違いが興味深かったりします。