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見慣れぬ風景

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先日オリジナルスロットルボディのプロトタイプが仕上がって来た事をご報告いたしました。あくまでもプロトタイプですから、まだダメ出し&改良を積み重ねてゆかねばなりませんが、まずは車両に装着した際の各部クリアランス、FUELラインの取り回しその他レイアウトを見ている所です。

イメージ 1

空冷Zはやっぱりキャブだろう?というアンチインジェクション派が居て当然。でもその中の一部には食わず嫌いという方もいらっしゃるかも知れません(笑)。ご覧の様にキャブレターに比べればインジェクションの場合、スロットルボディは丸い筒にバラフライがあり、各気筒インジェクターが挿さっているだけですから、それその物はキャブに比べて構造的には圧倒的にシンプルです。

見慣れぬ風景かとは思いますが実際に車両に仮付けしたこの画像、個人的には削り出しスロットルボディの機能美は、キャブとはまた違った美しさや格好よさがあると思います。

イメージ 2

スロットルボディ端につく黒い突起はTPS(スロットルポジションセンサー)です。完全防水、更には非接触式でノイズも圧倒的に少なく、耐久性や精度の非常に高い物です。

STDキャブ、そしてCRにFCR、TMRまたは他車からの流用でCVタイプ等。その選択肢があるのはご存じだと思います。でもそこにもう一つの新たな選択肢として「インジェクションシステム」。セッティングの仕方を始め、インジェクションならではの楽しみ方や実現可能な世界というのもそこには存在していると思うのです。

正式にご紹介出来るのはまだ先となってしまいますが、少しずつ新たな空冷Zの楽しみ方または潜在能力の引き出し方、我々も勉強しながらプロジェクトは進みます。

ダメ出しをやりきった後には、プロジェクトに快く協力して頂いたオーナーさんのZ1Rに装着して更なる煮詰めを行ってゆきます。

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