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二次効果?

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Z1,Z2~Z1000の丸タンク仕様、Z1Rの1型迄のインナーローター式ジェネレーターを国産新品部品でアウターローター化する為のジェネレーターコンバートキット。

既に仕様に関しては何度か紹介し、一般市販を前に整備入庫車両に対しては装着を始めています。
部品単品でお届けする様にする為に取り付けマニュアルを制作中という事と、車両個体差による問題というレアケースが残っていないかを最終的に複数ケースで確認しながら組み付けしているせいですが。

これは丸側Zでも初期のZ1系カバー内部にステーターコイルとアダプターを装着したところ。
イメージ 1

取り出しグロメットも装着済み
イメージ 2

イメージ 3


さて、ポイントカバー同様にジェネレーターカバーにも初期後期があり、実は初期のものは肉厚も薄いです。
軽いというメリットはあるのですが、転倒等による路面との接触で穴が開き易く、オイルが出るだけにとどまらず内部のステーターコイルやマグネットをヒットして発電システムはおろかクランクシャフト迄ダメージが及ぶのを防止する為に後期型やMk2系は肉厚が増やされた感があります。

実はこのマウントアダプター、ステーターコイルのマウント剛性を上げたかった事もありますが、ブレーキキャリパーサポートに使用できる17S系のジュラルミンを使用しています。
ジェネレーターカバーの素材が割と柔らか目の鋳造である事を考えると素材的には幾分オーバークオリティな感もあり、もう少し柔らか目なものにして加工を容易にするか、変えなければ更に肉抜きして軽量化する事も出来るのですが、上記の転倒時のカバー破損の可能性を考慮して、あえてこの厚さとしています。

又、ステーターコイルのコードですが、あえて長めにしてレギュレーターに直接届く長さにしています。更に充電性能のアップと安定化させる為にMOSFETレギュレータ―を併用する場合は予め専用端子とカプラーを組み付けして出荷する様に出来ます。

イメージ 4



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