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新型バックポジションキット 予約受付開始

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大変お待たせしておりましたが、新型「BP kit」(バック・ポジション・キット) (ドラムブレーキ用)のご予約を明日よりお受けいたします。

当初はノーマルパーツを切った貼ったという作り方で完全に手作りだった物を、型を起して量産化に踏み切ったのが今から約17年前。量産と言ってもその仕上げ工程にかなり人の手を入れる様な製造方法である為、毎回1ロットに100SET程度が精一杯。一度在庫を切らすと入荷までに時間が掛かってきたのもその為です。

そして今から約4年前、それまで製造をお願いしていた工場が自然水害で廃業を余儀なくされ、その結果在庫限りの販売となってしまい、長らく欠品扱いとなっておりました。

その昔、ノーマルペダルを切り貼りしステップバーを逆さ付にする手法で確立されたこのスタイルも、現代ではバックステップ化しながらもSTDルックスを大きく崩したくないという方々からのご支持を頂いておりました。

また、当初はその「当時ルックス」だけを追掛けていたものが、後にその機能性も求めるようになり、何度も改版を繰り返し市場に送り出したのが初代「BP kit」です。そして長らくお待たせ致しましたが、「新型BP kit」は更にクオリティUPを果たす事が出来たと自負しております。

さて、前置きが長くなりましたが新型バックポジション・キットの紹介に入ります。

イメージ 1

ブレーキペダルです。このKIT構成の中では主役級のパーツです。STDの約半分程短くなったペダルアームによるテコ比の変化に対しレバー比の適正化を図るため、プルロッド取り付け部分をSTDと比較しショート化。

見た目には大きく前期型との変化は解らないと思いますが、各部の精度と強度、そして下地仕上げにクロームメッキの質と全てのクオリティを大きく底上げしています。

イメージ 7

継ぎ目なく、スムースに且つ絶妙にツイストしながらペダル先端へと繋がる「BPK」独特の表情は勿論更に磨きを掛けながら健在です。

イメージ 2

ペダルの先端です。「踏み心地」かなり向上しています。ギザの先端を丸めながらも靴底に程よく食い込む形状と深さを狙っています。グッっと踏みつけてもらうとその意味も解って頂けると思います。

イメージ 3

シフトペダル側。こちらもブレーキペダルと同様で各部の精度と強度、そしてクロームメッキの質までクオリティを上げています。リンケージやラバーパーツには純正部品を使用。

イメージ 4

そしてブレーキ・シフトペダルのどちらにも、シャフトの通るこの部分をドライメタルブッシュ仕様に。
特にシフト側は鉄だからこそ外径を増す事も無くこの薄さでメタルのインストールが可能となっています。
勿論長年の使用によりメタルブッシュの消耗によるガタ付等が発生した場合、メタルブッシュの交換により初期性能を取り戻す事が容易となりました。またこのメタルブッシュには特殊な固形潤滑剤が内部コートされており、無給油状態になってもフリクションは最小限。スムーズなシフト操作、ブレーキコントロールに大きく貢献します。

イメージ 5

これはブレーキペダル側に使用するリターンスプリングです。前期型までは付属しておりませんでしたが、今回は「BPK Kit」の専用品として製作。テコ比の変化によりSTDスプリングだとその反力が強すぎるきらいがありましたが、今回はレートを低め適正化しています。勿論、前期型までのBPK kit をご使用中の場合も適応できます。スチールスプリングにニッケルメッキ処理仕上げです。

イメージ 6

新型「BP kit」の全体構成です。リリースは今月中を目標にしています。明日よりご予約を承りますので宜しくお願い申し上げます。長らくリリースをお待ち下さり有難うございました。

PS
BPK専用ステップバーKITもご用意しております。デザインモチーフは当時の「逆さ付け」ですが、各部寸法の見直しでよりコンパクトに適正なポジションを得やすい物となっております。ポジションの適正化とリジットステップ化による一体感向上を狙いました。勿論フレームとのマウントには純正同様ラバーブッシュを介し振動を軽減。

またこちらは「BPK」専用設計となり、STD付けには出来ませんのでご注意ください。

イメージ 8


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