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お疲れなピボットベアリング

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全体的な整備で入庫中のMK2。スイングアームの動きが今一つ悪く「Sアーム・ピボットベアリングKIT」を使ってOHをする事に。

イメージ 1

      この腐食した鉄ゴミの集まり、一体何だと思われますか?

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何と、交換の為スイングアームから取り外したピボットベアリングとその他部品です。

イメージ 3

 因みにコチラが新たに入れ替える「PAMSピボットベアリングKIT」です。

イメージ 4

手のひらに有るのは、ニードルベアリングのケーシングとニードルです。腐食しているとか、傷んでいるとか、そんな状況を通り越し既に原型を留めていません。年数を考えれば致し方ないのかもしれませんが、ここは普段目に触れない割とメンテの後回しとなり易い場所かもしれませんね。

イメージ 5

向かって左上が新品ベアリング、右上が今回摘出した物ですが、腐食したケーシングとニードルがアウターから飛び出してバラバラです。

イメージ 6

交換完了です。実際上記の様な状態でも走っていた訳ですが、動くべきところは極力フリクション無くスムースに、そしてしっかりと止まるべき所はガタつかず止まる。それは「キッチリ走る」と「取り敢えず動く」の差になって現れます。

後ろまわりに違和感を感じたのなら、タイヤやサスを疑う前にスイングアーム自体が正常にストローク出来る状態にあるのか、確認をオススメしています。

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