夜間走行時にバッテリーが上がり走行不能になるという症状で入庫中のZ1。
その測定値からステーターコイルの異常が疑われ、上は摘出された物です。よくココまで頑張ってくれたと思います。
三相コードを束ねたこの部分、ご覧のように説明の必要が無い程の傷み方です。
これでも、ヘッドライトを点けさえしなければ走れたと言うから不思議です。完全にショートリーク状態で、本来そこで発電された電流はその大部分が逃げてしまい、レギュレーター・レクチまで到達していなかったはず。
取り出し部分の外側も焼け焦げてこの様な状態。既に被膜が溶けて銅線が露出しているのがわかります。
冬の夜でもガンガン乗られるオーナーさんなので、ヒートジャケット等を使用しても安心して走れる様、今回は「ジェネレーターコンバートKIT」へ換装予定です。