心臓移植手術を実施した1000R1カスタム。
血液ならぬオイルを抜き。
開腹した所です。
オイルパンには残留異物やスラッジも見受けられますが、正常な範囲。まだまだキレイな方です。
摘出された旧心臓です。分解してみると若干内部のギアとボディのクリアランスが広がっていました。長年お疲れ様です。
こちらは新たに組み込む新しい心臓なのですが、問題の無いレベルと言えるものの、今一つ手感触での動きに渋さを感じ、気に入らないので分解清掃、そしてちょっとだけ「御まじない」を掛け、もう一度組立てやりました。
組立の完了したNEW HART です。リリーフバルブ付きへとバージョンUPです。
エンジンに組み付けたところです。手前に飛び出して見えるのがリリーフバルブ。
キッチリ洗浄したオイルパンを組み付ければ作業完了です。しかしオイルポンプ交換の度に思うのですが、いつまで純正新品での入手が可能なのか?と。これも1000Jベースのポリス仕様を2005年まで生産してくれていたお蔭だとも言えるのですが、早いものでそれから既に10年が経過しています。重要なパーツだけに川重には頑張って欲しいですね。