Rサスの選択悩みますよね。Z1を始めとする空冷Zですが、ノーマルは既に新品部品での入手は事実上不可能ですし、余程低走行で保管状態の優れた個体でもない限り、当時の性能すら維持できていない物が殆どではないでしょうか。
お手頃な価格でそのLOOKSも人気のIKON(元KONI)やコストパフォーマンスに優れたYSS、言わずと知れたオーリンズそしてこの数年で知名度急上昇のナイトロン等、各社から様々な選択肢がリリースされています。
画像はクァンタムKZ・TWINです。それ以前にあったネオクラシックよりも直径がかなり細見となりカスタム車両は勿論のこと、ノーマル車両に使用しても違和感なく溶け込むそのLOOKSも魅力です。造り込みの質感も非常に高く、更に動きも非常にしなやかでストリートユースでも大変好感度の高い物でした。
さて「でした」と過去形な言い回しになってしまうのは、ある時期からPAMSでもあまり使用する事が少なくなり、近年ではまず選択肢に入り込まない物となっていたからです。
その理由は大きく分けて二つありました。
① ある時期から為替変動の為という理由で急激に価格が上昇し、競合製品との価格差が大きくなり過ぎた事。
② 購入後の仕様変更やOH等のアフターフォロー体制が決して万全とは言えなかった事。
以上の2点に尽きます。ただ製品としては非常にポテンシャルの高い物だっただけに、上記の理由で取扱いが極端に少なくなったのは残念な結果でもありました。
さて、ここからが本題です。
まだ確定事項ではないのですが、お世話になっているサスペンションスペシャリストからのお話で、上記した2点の問題をクリアしつつ、空冷Z専用品且つ、1SETずつカスタムオーダーで組み込み出荷するという形で再リリースが出来る可能性が出てまいりました。
それがもし可能となれば、少量ずつではあるものの(手組・カスタムチューンの為)今までにも増して空冷Z用のRサス選択肢が増える事になりますし、個人的にも好きなブランドだっただけに、問題点をクリアした上でリリース出来ると嬉しいです。