お陰さまで、プライベーター様からもプロショップ様からもご好評を頂いております弊社オリジナル商品の一つ「PAMS FSメタルヘッドガスケット」シリーズ。
基本的品質は勿論手抜き無く製作しておりますが、やはり大は小を兼ねる的ラインナップではなく、各ボアサイズ専用且つ数種の厚さまで揃えた事がご支持頂く事の出来た理由だと思っています。
FSメタルヘッドガスケットの陰に隠れて今ひとつ存在感の無いのがこの「CGヘッドカバーガスケット」です。こちらはカーボングラファイトで製作した物ですが、実は純正でもJ系は既にカーボングラファイト製なんです。なぜかZ系だけは昔ながらの耐熱ファイバー製なんですね。カーボングラファイトの方がシール性が高い上、更に交換時にこびり付きにくく剥がしやすいといった利点もございます。
それから半分はコジつけになりますが、当時Z系のヘッドカバーGKは同じ様に黒っぽい素材でした。それがノンアスベスト素材に切り変える際に現在のピンク色っぽい色調に変ったのだと思うのですが、出来れば同じ様に黒っぽい色で・・・と思っていたんです。画像は工場から入荷したてのガスケットを仕分けしている所ですが、こうやって纏めて手にとってみると何やら海草?ワカメか何かに見えてきませんか?(笑)
ヘッドカバーは比較的開け閉めに必要なスキルをそれほど求められる箇所ではないので、比較的に一般のお客様からのご支持も高くなっています。
エンジンを真横から見て、ガスケットが原因によるオイルリークで最も頭の痛い(修理が面倒な)所は何と言ってもシリンダーベースGKですよね。当然腰上全部降ろしとなりますから。こちらもヘッドガスケットの陰に隠れた存在ですが、ジワジワと口コミにて高評価を頂いているオリジナル製品です。利点はヘッドカバーガスケットと基本的に同一ですが、二種類の材質にてラインナップをさせて頂きました。共にカーボングラファイトですが、通常の物に足してコアにメタルを挟んだタイプを御用意致しました。コアにメタルを使用したタイプは主にチューニングエンジン等でノーマルよりも発熱量が大きくなっているエンジンにオススメしています。
熱は逃がしても、その他は逃がさない様(漏らさない)にと思います。