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テストを兼ねて

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先日も記事にしたシャシダイ用の自作サイレンサー。今日は実際に数台のパワーチェックを兼ねてテストを行いました。たまたま遊びに来てくれたお客様のZ1ですが、ショート管でしかも結構煩い部類の物。エンジン音だけはどうしようもないのですが、我ながら良く消音出来ている事に感心!
 
こうなると排気音よりも高回転時のエンジン音の方が耳につく感じです。A/Fも測定しましたがドンピシャの範囲に収まっており、高山セッティング流石といった感じです。
 
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あとは2本出し、4本出し、更には同じ集合管でも出口形状や大きさの違い等に合わせる為のアタッチメントをもっと用意しなければなりません。ただ、ノーマルマフラーの場合はサイレンサー無しで開放しても然程気になるレベルでもありません。以前の世田谷ファクトリーとは違って一応工業地帯ですしね。
 
イメージ 2
 
そして遅れ遅れとなっていた自分の1000J。一通りの整備が終わり本日初めてシャシダイ上にて全開にしました。眠っていた期間がそうとう長かったと思われる個体なので、時間を掛けて様子を見ながら徐々に回していきました。
 
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暖気を済ませ、少しずつ回転を上げてゆきます。数回に分けて計測を行ってゆきますが、回を重ねるたび、明らかに調子を上げてゆく様子が見ていても解りますし、計測結果もそれを如実に反映してくれました。
 
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初回~2回目までは、ゲッと思える位の黒煙がドバッ!っとマフラーから出ました。しかしそれ以降は黒煙の量も激減し、見ていても明らかに調子を上げていきました。結構カーボン等が溜まっていた様子です。
 
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今までは感覚に頼り、最終的に他店のダイナモをお借りして確認という流れが、かなり短縮される様になります。やはりお借りしたダイナモでダラダラと長時間作業するのは申し訳ないですし、例えば同条件で微妙にバルタイを変える、様々な点火時期を試す、各種キャブレター交換で特性の違いを見る、こんな作業も遠慮なく行える様になりました。また今まで培ってきた感覚をより正確な数値、データとして残す事でより一層それらの応用が利く様になると思っています。
 
また一時的に受付をSTOPしていた「Z-DOG」もシャシダイのセットアップが完全に終わった時点で再開する予定です。勿論シャシダイでの各種計測をメニューに加えたものになりますので御期待ください。
 

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