ロータスヨーロッパです。
お客様が乗って来られた車ですが、見る度に何かしら手が入り進化しています。
サーキットの狼にヤラれた世代には今も印象に深く残る車ではないでしょうか。
この地を這うような低さ、たまりません。
こうやって横に人が立つと、どれほど低い車高なのかが良くわかります。大体DEMIOのドア上端部位がルーフトップだと思ってください。
エンジンルームです。これぞ正統派、縦置きミドシップマウント。4気筒DOHCの1600ccという小さなエンジンですが、車重が現代の軽よりも軽いという超ライトウェイトでエンジンスペック以上の走りをみせてくれます。
運転席というよりも操縦席と呼びたくなります。非常に狭い空間ですが腰を下ろしてみると意外と窮屈感なく包まれ感が妙に気持ちよかったりします。正に人車一体?その昔、ここに座ってどれだけ風吹裕矢になりたかった事か!笑
最近のミニバン系で広々空間に慣れてしまったお父さんには少々辛いかもしれません。ちなみに、大柄で体に硬いと乗ったはいいが出るのに一苦労するかも(笑)。ほぼ路面のすぐ上に尻を落とす感覚ですね。
最近のミニバン系で広々空間に慣れてしまったお父さんには少々辛いかもしれません。ちなみに、大柄で体に硬いと乗ったはいいが出るのに一苦労するかも(笑)。ほぼ路面のすぐ上に尻を落とす感覚ですね。
こういうアナログメーターがズラッっと並んだメーターパネル、めっきり見なくなりましたね。デジタルや一枚に基板上に集まった物より、絶対カッコいいと思うのですが。
小さく短いシフトレバー。長いリンケージで後方にあるミッションへと繋がるため、今ひとつシフトフィールの評判は良くないヨーロッパも、実はキッチリ整備されている物は手首の捻りでカチカチ気持ち良く決まります。この辺は都市伝説というか、旧い空冷Z等にも当てはまるお話しです。本当に良い物、オリジナルの良さを知らない人達が作る伝説です。
クラッチの無い2ペダルが主流になりましたが、スポーツカーはやっぱりMTに限る!と個人的には思うのですがどうでしょう?
エアコンもきっちり効く様に工夫されて装着。コンプレッサーその他システムには軽自動車用の高効率且つコンパクトな物を流用。大体室内空間は軽よりも狭いから十分です。
縦置きミドシップだから最後部にトランスミッション。
足回りにもシッカリ手が入っています。ちなみに本来ドラムのRはディスクブレーキに換装済み。
年式的にも丁度Z1と重なる車ですが、オリジナルで乗るもよし、この車の様に外観は変えず、安心して楽しく快適に走るためのモディファイを自分なりに楽しむのも有りだと思います。実用性はほぼ皆無なのでしょうが、乗っているだけでただただ楽しいと思える車って少ないですよね。