当社でデリバリーしているクラッチキットに使用するフリクションプレートとクラッチプレートの補充分が届きました。
アルミベースにライニングが貼ってあるフリクションプレートは、まあ程ほどの重さなのですが、鉄板で出来ているクラッチプレートが数百枚入っている箱なんか、舐めて持ち上げると腰がやばい事になります。
製造メーカーはF.C.C
F.C.C社はスプロケットメーカーのサンスターと同様に、日本国内の4メーカー全てはもちろん全世界の多数のメーカーに純正クラッチパーツを供給している会社です。
フリクションプレートやクラッチプレートのみでなく、クラッチハウジング周りのシステムそのものも設計製作している専門メーカーです。
企業規模が大きい為に他の国にも生産拠点は多いのですが、Z1~J系に至るタイプに適合出来る形状のクラッチベースプレートを使って生産出来る設備は現在も日本国内にある為、弊社も日本国内で作っていただいたものをキットに使っています。![イメージ 2]()
Z系J系が新車当時のコルクベースではなく、最近使われているペーパーベースのライニング材を貼ったものです。
摩擦容量も大きく、湿式でもクラッチの切れが良く、Z系の悪癖でもある冷間時の張り付きも起きにくくなります。
基本Z系とJ系しか取り扱っていない当社なのですが、企業規模が大きい為に半端な量では取引出来ない為、納品があると棚が埋まってしまいます。
実はこの棚はこれ以上後ろに下がって撮影出来ない位置にあるのですが、この上下奥にも詰まっています。
それでも新車作ってる車両製造メーカーが購入する量に比べたら微々たるものなのでしょうけど。