先日からの記事で、センターカムチェーントンネルのOリングを、
いくつか違う材料で製作して実験中であると報告しました。
その際、比較検証用にわざと品質の劣る材料で製作してみたものは、ガソリンに漬けたらいとも簡単に巨大化してしまい、ただし乾燥させたら元の寸法に戻ったとありますが、すみません。検証不足でした。
その後一週間、室温で放置しておいた同じものを再度シリンダーに当てて見ました。
あれだけ大きく膨れていたものが元の寸法を通り越して、縮んでカチカチになってます。(苦笑)
やっぱりですがこの材料、少なくともオートバイのエンジンには全く使えません。
見た目は同じに作れてしかも最も安価なのですが、想像した通り熱や応力もかけずにシールするのは水や空気位の用途にしか使えない材料の様です。
バイトン®で製作した方はこの通り、同じ時間を経てもサイズ柔軟性共に変化ありませんでした。
出来あがりの見た目は同じでも、ゴムにはグレードや適合出来るレベルに大きく差があるという事です。