ようやく完成したIKURA'S Z1 Clacciker をDyno 上に。
当然完成ホヤホヤの状態ですから、レッド手前まで思い切り回しながらのパワーチェックではございません。Dyno上で回すことで各部の点検、そして初期当たり見込んだ「慣らし」運転となります。
モニターを睨めっこしながらの作業ですが、ここではロールオンのパワーチェックとは異なり、上限回転数を4000rpmと定めた上でゆっくりと加減速を繰り返し定速走行に入るという事を数SET。そして敢えてリターダー(負荷装置)により負荷を与えてムラの無いアタリがつくように意識しながらの作業です。
左下にある「ブレーキ」と表示のあるゲージがリターダーの稼働率を示しています。要は電気的にローラへ10%分絶えずブレーキを掛けているわけなのですが、感覚的には緩やかな上り坂を回転数上限を決めた上で登ってゆくというイメージ。
今後は、組んだばかりのエンジンにこの作業を施す際、一体「アタリが付く」とは数値でどの様な変化が訪れるのかをお見せできる様になると良いなと考えています。
でも心なしかエンジン、排気音も軽くなってきた様に思います。思い込みなのでしょうか?(笑)