去年やっと見つけて入手したPAMSトランポのエースDATSUN TRUCK D21。
サニトラ、ダットラ、ハイラックス等の国産ピックアップトラックが新車で入手出来なくなり、気が付けば数十万km走破しお疲れの個体ばかりが増える中、結構な価格帯を維持しはじめて中々購入に踏み切れずにいました。
バイク屋と言えば定番ハイエースを始めとする1BOXが主流ですが、それとは別にピックアップがどうしても一台欲しいと思っていました。
純粋に使い勝手としては1BOXに及ばない部分も多々あるのですが、ピックアップのカッコ良さってあると思うんです。室内に入れば後ろを振り返らない限り、乗用車チックな景色とムードも1BOXタイプにはない特徴です。
このPAMS号、1996年製で既に生産から19年が経過。実に立派な旧車なのですが、納車された時の実走行なんと約14.000km。しかも屋内保管だったらしく、使用感はあったものの室内等は新車を思わせる状態でした。
納車時のブログをご覧頂けるとわかりますが、鳥居の様な物がキャビン背後につき、当たり前のトラックタイヤに車高もノーマル。正直一人でZを積み下ろすのは少々キツかったのも事実です。
現在の姿です。鳥居の様な物は外され、適度に車高を落としました。2インチのロワードです。Fはトーションバー、Rはリーフですから割と簡単にしかも安く車高の調整が可能です。因みにホイルは日産純正流用です。これだけでもずいぶんイメージが変わったと思いませんか?
格好だけで言うと、もう少し思い切って落としてしまいたい所なのですが、アシに大きな改造を加えずにロワードとなると、残されたストロークやリーフスプリングの支持部分と路面クリアランス等、実用を踏まえロワードのデメリットが出ないのはこの辺りなんですね。実際乗り心地も全く損なわれません。
探していたのはシングルキャブのロングベッド。Z位までなら真っ直ぐ積んでRゲートが閉まります。しかもダサいと言われようがベッドに荷掛けフックのついたタイプです。
と言う事で大活躍中のダットラですが、唯一不満なのはその非力な2Lエンジン+AT。ホント壊れてるのか?と思う程非力です。アメリカに住んでいた時にも、実は同じD21に乗っていたのですが、あちらはVG30を積んだMT仕様。全く比べものになりません。真剣にエンジンスワップしたいです。
SR20ターボあたり、面白そうです(笑)。