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ヒューズシステムアップグレード

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当社で用意しているZ系用ハイパフォーマンスヒューズシステム。
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ヒューズを他系統にする事自体で車体側電装の故障を防止する事は出来ませんが、オリジナルZ系の1本~3本しか無い場合に比べて1箇所の不調で帰宅できなくなるリスクを減じる事が出来る保険として、又は電装不調時のトラブルシューティングを行い易くするメリットがあります。
デビューさせてより既に結構な年数が経ちましたが、電装系のアップグレード用としてコンスタントに出ていきます。
レギュレーターと同様、ある意味非常にPAMSらしいアイテムとされています。

ところで、カワサキ純正品をベースに使っているこのヒューズボックスですが、弱点と言う程ではないのですが少々使いづらい部分があります。

実はコンパクトに作られているせいもあって、ヒューズが切れているかどうかは抜き取らなければ見えないのです。しかも接点を確実に密着させる為なのか抜き取りがえらく固いので、出来れば抜かずに切れているかどうかわかった方が使い易いです。

それで今回採用したのがLED内蔵ヒューズ。
この様に過電流やシュート等で切れると、LEDが点灯してそれを知らせます。
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写真では暗めに撮っていますが、実際には結構明るく光りますから判りやすいです。
ちなみにLED回路は内部に2つ入っており、電流の流れがどちら側からになってもヒューズが切れれば光りますので、装着方向を気にする必要はありません。

単品にしたところ、ヒューズ切れを目視確認し易い透明タイプです。
左の30A(緑)のものが正常、右の15A(ブルー)のものが切れているのが見て判ります。
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例えばですが、ヒューズが切れる事無く電装系の機能不良(ヘッドライトが点灯しないとか、ウインカー動作しないとか)が発生した場合は回路のどこかで断線もしくはカプラー抜け等の不調、ヒューズが切れている場合は正常状態を大きく上回る過負荷もしくはショートとして判断が出来ます。

こちらのヒューズは9月より出荷のロットに組み込んでいますが、それ以前のロットに使えるようにインジケーターヒューズパックのみでの供給も行います。


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