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take care

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バイクに長年乗っていると、大小別に一度は事故に遭われた方のほうが多いのではないでしょうか。4輪と違い人間が何らかの理由でコントロールを失った瞬間=転倒事故となる確率が高い乗り物です。

この二台は共に大きな事故に遭ってしまい、幸いにも乗り手は既に怪我を克服され、いつでもバイクに乗れる状態なのですが、バイク側の修理に手間取りずいぶんとお待たせしておりました。

イメージ 1

画像はZ1です。車体側の損傷も去ることながら、転倒によりクランクケースに修復不可能な損傷、またその際にエンド部分を打ち付けたクランクシャフトも再生不可能な状態となってしまいましたが、エンジン組み上げもスタンバイ状態となり、修復を終えたフレームが立ち上がったところです。

イメージ 2

こちらのMK2は殆ど完成状態となりました。エンジンは無事だったものの上記Z1とは反対にフレーム、足回りのダメージが酷く、実にフレームの修復作業は一か八かという損傷レベルでしたが、もうどこから見られた所で微塵もそれと感じさせない仕上がりになったと自負しています。

この仕事をし始めて約20年が経過しようとしていますが、お客様より事故の一報が入ると、使い古された表現ですが一瞬「心臓が止まる思い」です。そして何よりも体が無事だったという事を聞いてホッとします。でもお客様はそんな自分の体の事よりも、事故の瞬間からご自分のZを心配されている様なのですが。

このところ路面温度も急激下がりはじめました。特に夜走り時には気をつけてくださいね。

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