ピストンボリューム測定
チューニングエンジン製作時に実際の圧縮比を正確に設定したい場合、燃焼室やピストンヘッド部の容積測定を行うのは割とよくある事です。シリンダーヘッド側のバルブ沈み状態や個体差によっては、必ずしもカタログ通りの数値にならない場合が多々ある為です。ただ、市販のピストンのヘッド形状やピンハイト設定によっては上死点時のピストン端部位置が必ずしもシリンダーブロックの上面位置と同一でなかったりするものがある為、シリ...
View Article鞍シート
鉄馬をイメージして製作してる鞍シート最近人気なのが、パイピング&ステッチ ノーマルシートと同じ様にベルト後方からパイピングが立ち上がって いくタイプですが、パイピングのすぐ後ろにステッチを入れてます。 スタンダードの黒糸でのステッチになりますが、 オーダーで糸の色を変える事も出来ます。 パイピング&赤ステッチ パイピング&ゴールドステッチ...
View Articleカムラインボーリング
何度かに渡りご紹介した事のある「カムライン・ボーリング」加工。原因は別としても結果的にカムラインを狂わせる程に歪んでしまったヘッドや、何故か何処かで他のエンジンにつくはずだったカムホルダーが迷い込んだ事によって発生したカムラインの狂いなど。その度合が軽い物ならラッピング等で誤魔化しも効くかもしれませんが、酷い物ではメタルやカムジャーナルが焼けてしまったり、酷いフリクションでアイドリングすら安定しなか...
View ArticleZ1000J系ミッションコンバート用パーツ
Z1000J系ミッションのコンバートの為に必要な製作部品。アウトプットシャフト用の加工ベアリングとレーザー溶接加工を施した専用アウトプットシャフト第一世代Z系のトランスミッションは、摩耗や消耗で品質的に限界を迎えているものが多くて、必要に迫られての交換が必要なものもあります。対策として各社からアフターマーケット品のトランスミッションも発売され、中にはパフォーマンスアップの為の6速ミッションすらもあり...
View ArticleFXI
車両を制作していく工程の中で気を張る場面が何箇所かあるのですが、その中でも最終工程に近い外装の用意が作業は難しいものではないのですが何気に気を張るレベルが高いです。綺麗に仕上がているし、完成間近だし、納車間近だし。この人気色のワインレッドFXIも外装の用意を終え無事登録。ナンバーが来たら試乗と、納車まであともう少し気を張っていきたいと思います!
View Articleフルコンセッティング
フルコンテスト車両のセッティング中フルコンインジェクションの利点と言えば、気が済むまで調整しても、初期コスト意外にジェットやニードル買う様な必要が一切無い事です。...
View ArticleZ1系クランク用マグネットローター
当社ジェネレーターコンバートキットに使用されるマグネットローター(フライホイール)ですが、こちらのローターは単品での設定もしています。標準設定のZ1~Z900系の8mmボルトマウントのセットZ1000系の10mmボルトマウントクランクに使用する専用ボルト(長さが異なりますので、8mm,10mm共に純正のボルトは使用できません)当然ですが、アウターローター発電方式専用のマグネットなので、ローターのみを...
View ArticleFX1
以前超絶人気のMK2と並び人気上昇中のFX1。冷静に考えても、Z1とZ2の関係がそうだった様に当然とも言えるFX1人気。オリジナル色よりも少しDEEPサイドに振ったカラーリングも、知らない人が見ればきっとこれがオリジナル色だと思うでしょう。現在、ドラム用のみのラインナップとなるバックポジションKITはワンオフでDISC用へと仕様変更。少々スパイスは効かせてありますが、エンジンは敢えてSTDスペックの...
View Article元気でーす
昨年、認定USED・Zとして、広島へ納めさせて頂いたKZ1000元気でーす!と、瀬戸内海をバックにお写真を送ってきて頂きました 日差しが気持ち良さそうですね! お便り有難う御座いました!
View Article巻き戻し
フルレストア、フルOH、フルリビルト、どれも聞き慣れた言葉だと思いますが、実はそれぞれにハッキリした定義は存在していないのが現状です。例えばクランクシャフトを一例にします。クランクシャフト(組立式ベアリングタイプ)に関わる作業で最もポピュラーなものが「芯出し」または「クランクセンター出し」等と呼ばれるもので、これは読んで字のごとく少々曲がったクランクを荒っぽく言えば、叩いたり押したりして本来の状態に...
View Articleオレンジ号 2016年バージョン
2000年に製作したオレンジ号ですが、早いもので16年の時が経過しました。基本メンテを施しながら調子良く走りまわってます。当初セパハン仕様で、それに伴いハンドル切れ角を大きく稼ぐ為、タンクを凹ましてましたが、セパハンからZパーツコンチハンに変更しばらく凹みタンクで走っていたのですが、今回、バーハン用着せ替え外装でイメチェンキャンディーオレンジに写真では分かりにくいですが、粗めのメタリックで日差しを受...
View ArticleR6 ラッピング
今日は2台続けて全日本選で活躍するR6のセットUPをお手伝い。ライダーの宗和自身が跨って回します。しかし空冷Zばかりみていると、600ccとは思えないパワーです。当然なんですが10000 rpm から更に16000 rpm...
View Articleシェイクダウン
エンジンフルオーバーホール&フレーム廻り、電装、点火のリフレッシュでお預かりしてたZ1R シャシダイでシェイクダウン! 良い感じです! 車検を受ければいよいよ納車の運びです。 オーナー様、今しばらくお待ち下さい。
View Articleシリンダーヘッドの温度分布とエンジンの冷却
水冷のシリンダーヘッドの様に冷却を液体であるクーラントに頼っている場合、シリンダーヘッドは熱源をも言える燃焼室周囲を流れながら熱を吸収してヘッドからラジエターに導かれます。この為、冷却水通路の設計を正しく行ってある場合、クーラントでの熱吸収が追いつかなくなる様な極端な高負荷運転を除いては走行状態に関わらずシリンダーヘッドの熱分布は割と均一となります。ただ、熱吸収をシリンダーヘッドのフィンを通じての熱...
View Articleレスターホイール
エンジンオーバーホール等々をお手伝いさせて頂いてるFX-1レスターホイールに履き替え、外装も黒一色でイメチェンしたよ!とお写真を送って頂きました。FX-1に履けるレスター珍しいですね。カッコ良っす!お便り有難う御座いました!!」
View Articleヘッド面研
内燃機加工と聞いて頭に思い描く加工は何でしょうか?代表的な物を並べると「シリンダーボーリング」や「バルブシートカット」「バルブガイド入れ替え」そして「面研」あたりでしょうか。エンジンOHをする上で、どれも外す事の出来ない物ばかりですが、今日は先日行ったシリンダーヘッド面研時の画像をご紹介します。まな板の上の鯉ならぬ、ベッドの上でセットされたシリンダーヘッド。ヘッドの面研には傷や凹凸または歪等を取り去...
View ArticleJ系ミッション組み込みマニュアル化
先日のブログで少し記載しました通り、当社で加工済みのアウトプットシャフトベアリングや、シャフトを使用する事を前提として、J系ミッションをZ1系エンジンに組み込みする為の作業方法や注意事項をマニュアルとしてまとめています。http://blogs.yahoo.co.jp/pams_jp/64133687.htmlこれまでに相当数のJ系ミッション組み込みを行ってきた際の内容を全て文字にするのはなかなか難...
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